
ねぇきゅぴー、それヴァンクリでしょ?きゅぴーの収入でそんなん買えるの?(怪)

ふふっ、ビットコインの利益で買ったんだ〜♪

ヴァンクリのジュエリーに、エルメスのバッグ。それに夢だった「演奏家」というお仕事。
昔の私からすれば、どれも「いつかは手に入れてみたいな」と夢見るだけの存在でした。
けれど気づけば、それらを夢ではなく現実にできる自分になっていました。
しかも、そのきっかけは意外にもビットコイン。
10年前、「怪しいもの」として世間に叩かれていたビットコインに出会い、
何の保証もないまま自分を信じて少しだけ投資をしたところから、私の人生は大きく動き始めました。
会社を辞めて夢だった演奏家の道に進んだこと。
家族とお金の話を前向きにできるようになったこと。
そして、ずっと諦めていた「自由で豊かな暮らし」を手に入れられるようになったこと――

でもね。最初からうまくいったわけじゃないし、むしろ失敗だらけだったよ
この記事では、そんな私のリアルなビットコイン体験談をお届けします。
もし今、仮想通貨に不安や疑問を抱いている人がいたら、
少しでも未来へのヒントになったら嬉しいです。

今日は、私のリアルな仮想通貨体験談を順番にお話していくね
ビットコインとの出会いは事件から始まった(2015年)
マウントゴックス事件
最初にビットコインを知ったのは、2015年。
当時、大手証券会社に勤めていた私が、何気なく見ていたニュース番組で「マウントゴックス事件」が取り上げられていました。
今でこそ考えられないようなセキュリティ体制でしたが、当時は「仮想通貨ってヤバいものなんだ…」と世間も騒然。
この事件がビットコインに対する不信感を一気に高め、「仮想通貨は危険」というイメージが広まった大きなきっかけとなりました。

でもね、私はその時に気になって仮想通貨について調べてみたの。
権力に支配されない「ブロックチェーン」
そこで知ったのが「ブロックチェーン技術」。ビットコインをはじめとする仮想通貨は、このブロックチェーン技術の上に成り立っています。

ぶろっくちぇーん…?

一言でいうと、「みんなで記録を共有して改ざんできない仕組み」。
今まで私が金融の現場で感じていた、
「今の金融システムって、お金の流れが不透明でムダが多いし、権力で支配されてる」という矛盾を根本から解決できるかもしれないと、直感的に思いました。

大手金融機関は巨大な権力組織…まるで半沢直樹みたい。でもそれって、現場で働いてたきゅぴーさんだから気づけたことなんだね!
投資の世界にいて、金融の裏側も見てたからこそ、
「これは、将来的に世の中を変えるかも」と思えたのかもしれません。
また、当時は証券会社に勤めていて、社内ルールで株の売買が自由にできなかった私にとっても、
ビットコインなら自由に売買できるというのは大きな魅力でした。
初めてのビットコイン購入と、最初の失敗(2016〜2017年)
- 2015年10万円で初めてビットコインを購入
- 2017年トレードを繰り返し少しづつ枚数を減らす。イーサリアム3万円台で購入
- 2019年暴落で放置。ほぼ見ていない
- 2021年バブル相場で400万を利確。大学院に通って夢の演奏家へ
- 2024年ビットコイン再び高騰。利確して浪費に使ってみる
- 2025年仮想通貨の発信を始める
私はすぐに bitFlyer(ビットフライヤー)で口座を開設し、1BTC=約3万3千円のときに10万円分のビットコインを購入しました。


つまり約3BTCを手に入れたことになります。当時は仮想通貨に関する知識もまだ浅く、世間でも今よりもっと怪しいものとされていたので、少額でのスタートでした。
しかし、ビットコインの価格が約3倍(当時約10万円)に上がったとき、私は利確(利益確定)してしまいました。
その後も売却したり買い戻したりとトレードを繰り返した結果、保有枚数は当初の3枚から1.9枚に減らしてしまいした。(その間2018年バブルがあり、利益はかなり出ています)

結果的にはトレードせず、最初に買った3BTCを今までガチホ(長期保有)していた方が利益が大きかったことになる…

3BTC持ってれば今頃4,500万だね。FIREできるかも…
私が初めての利益で焦って売ったのは、初心者あるあるの失敗だと思います。
その後、2017年には3万円台のイーサリアム(ETH)を購入。これは放置していたら10倍以上に値上がりし、投資の成功体験となりました。
この時期は、まだしっかりした投資ルールや戦略を持っておらず、感情に左右されて売買を繰り返すことも多かったです。しかし、その経験があったからこそ、後に長期的な視点で投資を考えるようになりました。
バブルと人生の転機(2021年)
ビットコインの存在を知り、少しの利益に浮かれて右往左往していた2016〜2017年。
その後のバブル崩壊で2019年にかけてビットコイン価格は暴落。放置しつつ、仮想通貨は私のポートフォリオの片隅に存在し続けていました。

たまーにビットフライヤーの口座を開いて、もうこれ消えるんじゃね?と思ったことを覚えてる笑
ビットコインを利確した理由
そして時は流れ、2021年。
あのとき3万円台だったビットコインが、1BTC=500万円を超えるバブル相場を迎えたのです。
私はふと、自分のウォレットを開いて驚きました。なんとなく売らずに保有していたビットコインの価値が、想像を超える金額になっていたのです。

私はここで迷わず一部(400万)を利確したの。
というのも、夢だった音楽の道に挑戦するために、大学院に通いたいと思ってたから。大学院に2年間通える金額が、約400万だったんです。
社畜OL時代の疑問
私は学生時代から音楽活動を続けていて、本当は音大に通いたかったのです。でも、何となく親の言う通り勉強して文系の大学に進学して大手の企業に入ったのです。

そういう夢を諦めた人って多いかもね
しかし、長年続けていた大手証券会社の仕事内容にはずっと疑問を抱えていました。
大手証券の窓口販売は、高齢者から多額の手数料を取る「合法詐欺的」なビジネスモデル。営業担当者による回転売買で資産を減らしたお客さんもたくさん見てきました。

さらに無駄な会議や残業や出張…。自分は一体何の役に立ってるの?と思ってた
この仕事を、このまま続けていくことに限界を感じていました。
アラサーが演奏家の夢を叶える
私は、ビットコインの利益を契機に思い切って退職し、本格的に演奏家として生きていくために、学費を仮想通貨の利益でまかなうという大胆な決断をしたのです。

ビットコインが夢へのチケットになったんだね

ビットコインはその後も値上がりを続けてるけど、私はあの時、利確する理由が明確だったから後悔してないよ。
その結果、今ではプロの演奏家として活動しています。もちろん、世界的に活躍してるわけでもないし、いわゆる無名で三流の演奏家です。
それでも、お金を出して専門的に学んだことで、プロを名乗り、それで仕事ができるようになったんです。
このとき私は、今まで生きてきて一番満足のいくお金の使い方をしたと思っています。お金は「何のために使うか」がすごく大事だと気づきました。
その後、ビットコインはさらに高騰を続けましたが、「ビットコインを決して手放してはいけない」と感じ、1BTC=500万の時に買い戻したりもしています。
その後、暴落もしましたが、それも含めて仮想通貨との付き合い方が少しずつ自分のスタイルに整ってきたのを感じました。
再びの上昇と「浪費」のビットコイン(2024年)
2022年〜2023年は仮想通貨市場全体が低迷し、「仮想通貨冬の時代」「もう終わった」と言われることもありました。
10年もビットコインを保有している私は、「こういう時は放置が鉄則」に慣れています。気にせずに保有を続けていました。
そして2024年末、ビットコインが再び高騰。
数年ぶりに過去最高値を更新する動きが見られました。
価格が大きく戻ったタイミングで、私は少しずつ利確を開始。
今度は「明確な目的のない個人的な贅沢」に使ってみることにしたんです。
ビットコインで浪費してみた

えっ!?また夢のためとかじゃなくて、今回は浪費!?どんなことに使ったの?

たとえば、ヴァンクリのジュエリーとか、エルメスのバッグとかね。
今まで我慢していた「本当は欲しかったもの」を、ちょっとずつ買ってみたの

もちろん全部を使ったわけじゃなく、ビットコインはガチホ分を確保し、将来のための積立も継続中です。だけど私は、大学院を無事卒業したこともあり、「頑張った自分にごほうび」の気持ちで、ビットコインを浪費に使ってみました。
その理由は、アラフォーにさしかかって、人生あと半分くらいしかないのに、今やりたいことや欲しいものを我慢していたら一体いつ使う?と思ったからです。
もちろん、浪費する時は「ここまでは使って良い」「これ以上は使わない」と言う明確なラインを決めていました。

お金を使ってみたことで、エルメスよりビットコインの方が価値があるって気付けたよ笑
浪費ってネガティブに思われがちですが、「お金を使って心が満たされること」は、決して悪いことじゃないと思っています。
気づけば私は、
「ビットコインで欲しいものを買えるようになっていた」
「ビットコインのおかげで、人生が変わっていた」
そんな実感を持つようになっていました。
発信を始めた理由と、私が伝えたいこと(2025年)

仮想通貨と出会ってから、気づけば10年近くが経っていました。
最初はちょっとした興味から始まり、試行錯誤の中で利益を出せたことも、失敗したこともありました。
でも一つ確かに言えるのはビットコインが、私の人生を大きく変えてくれたということ。
それなのに、日本ではいまだに仮想通貨は「怪しい」「危ない」といったイメージが根強いのも事実です。

確かにテレビのニュースでビットコインって全然聞かないね
最近では、だいぶ風向きが変わり始めていて、主に米国で国家や企業がビットコインを買い集める動きが見られるようようになりました。
- 2024年、アメリカ証券取引委員会(SEC)がビットコイン現物ETFを承認
- トランプ大統領はがビットコインなどの暗号資産を政府の戦略備蓄に加える大統領令に署名
- テキサス州などでビットコインを州の準備金として正式に保有・管理する体制が整備
- 企業による大規模なビットコイン購入の動き
日本ではまだ、仮想通貨は「投機手段やギャンブル」と思われがちですが、本当は資産を守る武器であり、未来のテクノロジーそのものなのです。
発信を始めた理由
私は、そんなビットコインの本当の魅力や可能性を、もっと多くの人に知ってほしいと思って、まずは
Instagramでの発信を始めました。
また、10年間投資していた仮想通貨に関して本格的に勉強し、今ではビットコイン以外の複数のアルトコインにも投資したり、様々な仮想通貨関連のサービスについて経験したり学んだりしています。
そして、Instagram、ブログ、Tiktok、YouTubeなどで発信を始め、今では興味を持ってくれるフォロワーさんに見てもらえるようになりました。

「怪しい」って言われるのが悔しくて、正しい情報を伝える側に回ったんだね

ビットコイン自体が怪しいんじゃなくて、仮想通貨に関する誤った情報や詐欺情報が本当に多いの。
ビットコインは私の人生を変えてくれたもの。
きちんと学べば、人生を変えられる人がきっとたくさんいる、今では自信を持って言えます。
仮想通貨と家族の将来
と、ここまでの話は私が独身時代に自分のお金で始めた10万円のビットコインから始まっています。
その間、結婚して2人の娘が生まれています。
つまり、ビットコインは家族のお金とは別に自分のお小遣いで保有していて、当初家族には内緒にしていたんです。
しかし2021年(育休中)に400万円を利確した時にうっかり扶養から外れ、旦那にバレると言う事件が発生(笑)。
旦那はビットコインの将来性を見抜いた私に関心して、最近自分のお小遣いでもビットコインを始めたみたいです。
家族のお金や投資に関して全面的に任された私は、今や家族のお金をNISAだけでなく一部をビットコインで運用。今では家族でビットコイン積み立てもしています。

仮想通貨が家計の見直しや将来設計のきっかけになったよ
夢を叶えるために、必要だったお金の知識
「お金か、夢か」
昔の私は、そう思っていたかもしれません。
夢を叶えるために重要なのは「努力と才能」?それは若い時の話です。
実際、大人になってから「好きなことを仕事にしたい」と思うときに一番のハードルになるのは時間とお金です。
キングコング西野さんの著書にも同じようなことが書かれていて、激しく同意しました笑
会社を辞めて、自力で音楽の道に進む――それは、精神論や情熱だけではどうにもならない現実の壁がありました。
だからこそ私は、お金の知識があって本当によかったと、心から思っています。

お金の知識は、夢を現実にする手段。
知らないままだったら、きっと私は今も社畜OLだった
もちろん、ビットコインに出会わなくても、人生は続いていく。
でも私にとって仮想通貨は、ただの投資対象ではなく、「人生を変えるきっかけ」でした。
だからこれからも私は、
「難しそう」「怖そう」と感じている人に、やさしく伝えていきたい。
ビットコインや投資の知識を通して、
「大人になってからでも夢を叶えることはできる」ということを、もっと多くの人に届けていきたいと思っています。
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