
今後期待できる注目の仮想通貨を知りたいな〜

きゅぴーが注目しているのは、「DeFi(分散型金融)関連の仮想通貨だよ!
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第1章 なぜDeFiに注目するのか

DeFi(分散型金融)…?そんなの聞いたことないよ

DeFi(分散型金融)は、簡単にいうと仮想通貨を使った未来の新しい金融システム。従来の金融システムがもっともっと便利になる!
従来の金融システム(送金や融資、預金、両替など)は、実際に大手金融機関の中で働いていた私から見ると「もっと効率化できるのに…」と感じる無駄や限界がたくさんありました。
- 窓口に行かないとできない手続き
- 海外送金に数日かかる上に高額な手数料
- 銀行が開いていない時間は一切取引できない
- 書類と印鑑文化が残り、手続きが遅い
こうした仕組みは、長年の慣習と規制の積み重ねで成り立っています。もちろん安全性を担保する面もありますが、一方で利用者にとっては大きな不便です。

銀行でお金を送ると、なんであんなに時間がかかるの?手数料も高いし…

例えばアメリカに送金しようと思ったら、中継銀行を経由して何日も待たされる。しかも途中で手数料が引かれるから、着金額が減ってしまうこともある…
そこで注目されているのがDeFi(分散型金融)。仮想通貨に使われているブロックチェーン技術を使えば、銀行を通さずに24時間365日、世界中どこでも取引ができます。
私がDeFiに可能性を感じるのは、まさにこの「既存金融の無駄や不便を解消できる」からです。
銀行や証券会社の仕組みに頼らず、インターネット上のスマートコントラクトが自動的に取引を実行してくれる。
かつてメールが手紙を置き換えたように、将来的には「DeFi」が銀行の役割に置き換わるのではないか。そんな未来を想像させます。
あなたは従来の銀行や金融システムに不便を感じたことはありませんか?
もし「ある」と感じたなら、DeFiの魅力を理解する準備はすでにできています。
第2章 DeFi(分散型金融)とは何か
「DeFi」とは Decentralized Finance(分散型金融) の略です。
これは、銀行や証券会社といった「中央管理者」を介さずに、ブロックチェーン上で金融サービスを実現する仕組みのこと。
具体的には、資産の売買や預け入れ、ローンなど、これまで金融機関が提供してきたサービスを、スマートコントラクトと呼ばれるプログラムが自動で実行してくれます。

銀行がない金融ってどういうこと?お金を管理してくれる人がいないと危なくない?

DeFiでは銀行の代わりにプログラム(スマートコントラクト)が仲介役をやるんだ

DeFiでは、銀行のように営業時間や休日も関係なく、プログラムがブロックチェーン上で24時間365日動いています。
世界中どこからでもアクセスが可能で、従来の金融の限界や不便さを解決します。
- 24時間365日:休みなく利用可能
- 国境を越えて:海外送金も数分で完了
- 低コスト:銀行のような高額手数料が不要
- 透明性:取引はすべてブロックチェーン上に記録され、誰でも確認できる
- 自動化:スマートコントラクトが条件通りに処理を実行
DeFiでできる代表的なサービス

DeFiを使ったサービスには、以下のようなものがあるよ
- DEX(分散型取引所)
銀行や証券会社を通さずに、ユーザー同士が直接暗号資産を売買できる。例:Uniswap - レンディング(貸付)
暗号資産を預けて利息を得たり、担保にして借り入れたりできる。例:Aave、Compound - ステーブルコイン
米ドルや円などの法定通貨と価値を連動させた暗号資産。例:DAI、USDC - イールドファーミング
資産を流動性プールに預け、報酬を受け取る仕組み。例:PancakeSwap

銀行でできることって、だいたいDeFiでもできるんだね!

そうだね。違いは「誰も管理していない」ってこと。だからこそ自由度が高いし、イノベーションがどんどん生まれているんだ
DeFiでは銀行のように中央管理者が存在せず、自由で利便性が高い反面、トラブルがあった場合の責任の所在など、課題やリスクも存在します。
DeFiの仕組みと稼ぎ方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
第4章 注目すべきDeFi関連銘柄
DeFiには数多くのプロジェクトが存在しますが、そのすべてが成功するわけではありません。
ここでは、現在も高い利用率を誇り、初心者が「DeFiの全体像」を理解するのに役立つ代表的なプロジェクトをジャンル別に紹介します。

どんな役割を担っているか、ジャンル別に分けて考えると分かりやすいよ!
1. 分散型取引所(DEX)
仲介者を介さずにユーザー同士が直接仮想通貨を取引できるプラットフォーム。透明性やセキュリティが高い。

コインチェックやビットフライヤーみたいな中央管理者がいる取引所(CEX)の、無人販売所みたいなイメージ!
- ユニスワップ(UNI)イーサリアム上で最大の分散型取引所。仲介なしで資産の交換ができる。ユーザー同士の取引を自動でマッチングする「AMM(自動マーケットメイカー)」を採用。
- ハイパーリキッド(HYPE) 高性能なオンチェーンDEX「Hyperliquid」の基幹仮想通貨。高速で公平な取引とユーザー参加型の報酬設計によって注目を集めている。
- パンケーキスワップ(CAKE)BNBチェーン上で動くDEX。手数料が安く、ゲーム感覚の仕組みで人気。特にアジア圏では利用者が多い。

最近話題のHYPEって、取引所のトークンなんだね。

HYPEはユーザーが使えば使うほど、その分HYPEの価値も高まる設計なの。しかも上場企業や機関が関わることで、信頼性や注目度が一気に増してる!
2.分散型レンディング・借入
ユーザーが資産を貸し出したり借りたりできるサービスで、高い収益の基盤になります。
- Aave(AAVE)
預けた資産を貸し出し利息を得られるプラットフォーム。暗号資産を担保にして借り入れも可能。変動金利と固定金利を選べる柔軟な仕組み。 - Compound(COMP)
レンディングの先駆け的存在。資産を預けると自動的に利息がつく。
3.オラクル関連
オラクルとは、ブロックチェーンの外部(現実世界)のデータをブロックチェーン上に提供するための仕組み。
ブロックチェーンは「内部のデータ(取引履歴や残高など)」は完璧に扱えますが、外の世界の情報(為替レート、株価、天気、試合結果など)」は自力では分からない。そこで登場するのが「オラクル」。
オラクルによって、DeFi上のレンディング、分散型取引所、デリバティブなど多様な金融サービスで「正確な外部データ」が利用可能となり、透明性・自動化が実現されます。
- Pyth Network(PYTH) 株価や為替レート、仮想通貨価格などのリアルタイムな金融データを様々なブロックチェーンに提供。
- チェーンリンク(LINK)オラクル分野で最大規模の分散型ネットワーク。各種DeFiやNFT、トラディショナル金融とも連携が広がり、世界中で1,000以上のプロジェクトに採用。
レイヤー2 × DeFi

レイヤー2って何なんだ〜

レイヤー2はイーサリアムをもっと便利にする仕組み。たとえば、イーサリアムを大きな道路とすると、レイヤー2は渋滞を回避できる高速道路みたいなものだよ
レイヤー2ソリューションは、イーサリアムの「処理の遅さ・高い手数料」を解決します。DeFiユーザーが増えるほど、こうした高速道路のような存在が重要になります。
- Arbitrum(ARB)イーサリアムの当面の処理を高速化、ガス代を軽減するレイヤー2技術で、イーサリアムと完全互換性がある。
- Optimism(OP)イーサリアムの処理能力向上・コスト削減を目指す。公共財への還元を重視し、資金配分を透明化・明確に行う方針
5.ステーキング・流動性の提供
ネットワークのセキュリティを支え、報酬を得る仕組み。流動性の提供と組み合わせた運用も活況。
DeFiを既存金融に置き換える
これらのジャンルはDeFiの多様な金融サービスを支える重要な分野であり、2025年も技術革新と利用拡大者で成長が期待されています。

取引所やお金の貸し借り…銀行のサービスとけっこう似てるね

取引所=証券会社、レンディング=銀行の融資って置き換えると理解しやすいよ
これらのDeFi関連銘柄を投資対象として見る前に、まずは使われ方や仕組みを理解することが第一歩。「どんな役割を担っているか」で整理すると理解しやすいです。
DEX・レンディング・レイヤー2など、それぞれが従来の金融サービスの代替になる可能性を秘めています。
第5章 まとめ ― DeFiの未来とリスク

ここまで、DeFi(分散型金融)の仕組みや注目ニュース、代表的なプロジェクトを紹介してきました。
改めて整理すると、DeFiは 「既存金融の不便を解消しうる新しい仕組み」 であり、世界的にも注目を集めています。
- 金融包摂:銀行口座を持てない人でもスマホ1つで利用可能
- 効率化:送金や融資が即時かつ低コストで完結
- イノベーション:誰でも新しい金融サービスを作れるオープンな仕組み
しかし、まだまだ新しい分野なのでリスクや課題も多く存在します。
- セキュリティリスク:ハッキングやスマートコントラクトのバグ
- 規制の不確実性:国ごとに対応が異なり、今後のルール次第で大きな影響を受ける
- 価格変動:暗号資産全般に言えるが、ボラティリティ(値動きの激しさ)が高い
金融の歴史の中で、今はまさに大きな転換期にあります。DeFiはその最前線なので、今のうちに知識として持っておくことが大切です。
銀行や証券の世界を置き換える力がある革新的な分野で、「誰でも使えるオープンな金融」を目指す取り組み。
ただし、まだ発展途上で課題も多く、リスク管理をしながら触れることが必要です。
これからDeFiに関心を持つ人は、まずは「サービスを知る」→「少額で試す」→「仕組みを理解する」というステップで学んでいくのがおすすめです!

きゅぴーも実際にパンケーキスワップを使ってDeFiのサービスを利用してみたよ
DeFIを使った稼ぎ方について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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