
仮想通貨を買ったらすぐに暴落しちゃって塩漬け…

売らずにガチホするなら、貸して増やすこともできるよ
今回は、「仮想通貨を貸して利息を貰う」レンディングについて解説します。
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1. 仮想通貨レンディングとは?

仮想通貨レンディングとは、保有している仮想通貨を取引所や貸暗号資産業者に預けて、利息を得る仕組み。

預けた暗号資産で利息が付くので、コインの枚数自体が増えていくよ
銀行の定期預金のようなイメージですが、より高い利回りを期待できます。レンディングを活用すれば、ただ保有しているだけの資産を増やすチャンスが広がります。
2. 仮想通貨レンディングのメリット
① 圧倒的な高年利
銀行預金の利息は小数点以下ですが、仮想通貨レンディングでは年利2%~10%程度のリターンを得ることも可能。
特に、需要の高いビットコインなどの仮想通貨では高い金利が設定されていることが多いです。
② 利息+元本で資産の増加が狙える
仮想通貨の価格が上昇すれば、元本価値も増加するため、レンディングで得られる利息とともに資産全体の増加が期待できます。

仮想通貨で利息を貰うから、
仮想通貨が爆上がりした時はもうホクホク…
③ 放置でOK
基本的に、一度貸し出しを設定すれば、あとは放置でOK。頻繁に売買をする必要がなく、初心者でも手軽に取り組めます。

長期で右肩上がりの仮想通貨は、頻繁な売買より
放置の方が増やせるよ
3. 仮想通貨レンディングのデメリット
① 途中解約のペナルティに注意
暗号資産レンディングは、定期預金のように貸出期間が決まっています。一度貸付してしまうと、途中解約ができない、また、中途解約はできても手数料がかかる場合もあります。
急な相場変動や資金が必要になった場合でも、簡単に引き出せない点には注意が必要です。
業者名 | 貸出期間 | 途中解約 |
Coincheck | 14日〜 | 不可 |
BitLending | 1ヶ月〜 | 1ヶ月後から可能 |
PBRレンディング | 1ヶ月〜 | 1ヶ月後から可能 |
bitbank | 1年 | 手数料ありで可能 |
GMOコイン | 1ヶ月〜 | 手数料ありで可能 |

ビットレンディングとPBRレンディングは
1ヶ月経てば必要な時に解約できる
② 取引所のハッキング・倒産リスク
レンディングを提供するプラットフォームがハッキングされたり、経営が悪化して倒産するリスクがあります。そのため、信頼性の高い取引所を選ぶことが重要です。
また、レンディングは通常の預かり資産とは異なり、分別保管の対象外となることが多いです。つまり、万が一、取引所が破綻した場合、貸し出した資産は返還されない可能性があるため、慎重な判断が求められます。
5. 仮想通貨レンディングの金利比較(5社)
以下の5つのプラットフォームの金利や特徴を比較します。
プラットフォーム | 年利(目安) | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ビットレンディング(BitLendig) | 約8%〜10% | 高金利 | 運営歴が浅い、金融庁登録対象外 |
コインチェック(Coincheck) | 1%〜最大5% | 国内取引所で安心 | 金利がやや低め、申し込み枠が埋まりやすい |
PRBレンディング | 10%〜12% | 高利回り 利息が毎日もらえる | 運営歴が短い 金融庁登録対象外 |
GMOコイン | 最大3% | 国内大手企業運営で安心 | 金利が低め、申し込み枠が埋まりやすい |
bitbank(ビットバンク) | 最大5% | 国内大手取引所で安心 | 金利が低め、申し込み枠が埋まりやすい |

高金利を取るか安心を取るか…

まずは利用している取引所が
レンディングサービスを提供しているか確認してみよう
コインチェックで仮想通貨を保有していれば、そのままま貸暗号資産に申し込むことができます。
まだ登録していない人は、こちらの紹介リンクから登録すると1,500円分のビットコインが無料でもらえるので、是非利用してみてください!
4. レンディング業者はどう選ぶ?
レンディングをする方法は大きく2つに分けられます。
- レンディング専門業者を使う方法
- 仮想通貨を購入した取引所でレンディングする方法
1. レンディング専門業者は金融庁の登録外
PBRレンディングやビットレンディングのような貸暗号資産専門業者は、8%〜12%などかなりの高金利がある反面、「暗号資産交換業に該当しない」との立場から、金融庁の登録業者ではなく、利用者保護の面でリスクが伴います。
万が一、運営側のトラブルが発生した場合に資産を取り戻せない可能性があるため、十分な注意が必要です。

高金利には相応のリスクが伴うんだね…

まずは少額から始めて様子を見るのが良いかも!

また、取引所等から暗号資産を送したり返還したりする際の送金手数料も考慮する必要があります。
④ 取引所はレンディングの申し込み枠が埋まりやすい
コインチェックやGMOコインのような国内取引所では、レンディング専門業者よりは利率が低いですが、取引所で購入した仮想通貨をそのままレンディングに回せるため、手続きが簡単で信頼性が高いです。
しかし、貸暗号資産の申し込み枠がすぐに埋まってしまうことがあり、希望するタイミングでレンディングを利用できない場合も多いようです。

コインチェックではすぐに貸暗号資産を申し込めるけど、
なかなか承認がされない…


レンディングサービスを提供していても、
いつでも申し込めるわけじゃないんだね

GMOコインの現在の受付状況も現在こんな感じ

このため、申し込み受付をして気長に待つ、または申し込みを受付しているかをこまめにチェックする必要があります。
6. ビットコインレンディングはいくらから?

そんなにたくさんの暗号資産を持ってないけど
申し込みできるかな?
ビットコインレンディングを始める際には、最低貸出金額を確認することが重要です。以下に主要な業者の最低貸出金額や金利、貸出期間などをまとめました。
業者名 | 最低貸出金額(ビットコインの場合) |
Coincheck | 1万円相当 |
BitLending | 0.01BTC |
PBRレンディング | 0.01BTC |
bitbank | 0.01BTC |
GMOコイン | 0.1BTC |

0.01BTC(現在10万円台〜)からできるところが多いね
7.ステーキングなら手続きがいらない

取引所でビットコインをレンディングしようとしたら申し込み枠がなくて…
でもレンディング専門業者に送金するのもちょっと面倒だなぁ

確かに、ビットコインのレンディングはちょっとハードルがあるよね。
イーサリアムなら、持ってるだけで2〜3%程度の利息がもらえるサービスがあるよ
イーサリアム(ETH)など対象銘柄を持っている場合、申し込みなし、購入した取引所で持っているだけで報酬を受け取ることができる「ステーキング」というサービスがあります。
ステーキングをの対象になる銘柄は主にイーサリアム(ETH)ですが、取引所によっては別の銘柄も対象となっています。
ステーキングサービスを提供している主な取引所は以下の通り。(25年3月現在)
- コインチェック
- GMOコイン
- BITPOINT
- メルコイン(送金はできない。メルカリポイント報酬)

コインチェックでイーサリアム持ってるよ!

それなら自動的に定期報酬が入っているはずだよ
7. 【結論】仮想通貨レンディングは慎重に選ぼう!

仮想通貨レンディングは、適切に活用すれば高いリターンを得られる投資方法ですが、リスクも存在します。途中解約できない点や、プラットフォーム選びの重要性を理解し、信頼できる取引所を選ぶことが成功のカギとなります。
ぜひ自分の投資スタイルに合ったレンディングサービスを選び、効率的に資産運用を行いましょう!
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