
ねぇきゅぴー、PBRレンディング って知ってる?年利10%とか書いてあるけど…正直、詐欺じゃないの?

うん、その反応は普通だと思う。私も最初は『怪しすぎる…』って思ったよ。
今回は、筆者が「年利回り最大12%」というPBRレンディング を利用してみた実際の体験談をもとに、安全性やメリットデメリットを検証していきます。
高利回りは魅力的だけど、「PBRレンディング は安全?」「詐欺じゃないの?」と疑う人の参考になれば幸いです。
この記事を書いた人↓

1. PBRレンディングって危険じゃないの?利率10%って詐欺じゃない?
暗号資産や投資の世界では、「高利回り=怪しい」と感じるのは自然なことです。
実際、世の中には詐欺的な案件も多く、耳触りの良い利率だけで飛びつくのは危険です。
確かに、銀行預金の金利が0.2%という時代に「年利10%」は桁違いです。
でも仮想通貨市場では、資金需要の高さや流動性の関係から、10%前後の利回りが成立することがあります。

仮想通貨は銀行預金と違って、値動きが大きくハイリスク。その分利回りも高くなる。つまり「ハイリスク=ハイリターン」が成立するんだ
高利回りをうたうサービスが安全かどうかを判断するには、
- 運営会社がどこか
- どんな仕組みで利益を出しているか
- リスク要因
このあたりをしっかり確認する必要があります。

なるほど…じゃあ次は PBRレンディング の運営会社と仕組みを見ていこう!
2. PBRレンディングの運営会社は?金融庁未登録だから怪しいの?

PBRレンディング って「金融庁未登録業者」だって!ヤバいんじゃない?

それも誤解なんだ。実は「仮想通貨のレンディング(貸出)」は、暗号資産交換業に該当しないからそもそも金融庁の登録対象外なんだよ。
「仮想通貨レンディング」は金融庁登録が必須じゃない
日本の法律では、仮想通貨の売買や交換は金融庁の暗号資産交換業にあたるため登録が必要です。
しかし、レンディングのように「保有資産の貸出」は暗号資産交換業に該当しません。
そのため、PBRレンディング のような貸出サービスは金融庁未登録でも合法的に運営できます。

なるほど、だからPBRレンディング では暗号資産を買ったり売ったりはできないのか

逆に金融庁登録済みのコインチェックやGMOコイン、ビットバンクなどでは暗号資産の売買とレンディング(貸暗号資産)を両方取り扱ってるよ
運営会社はどんなところ?
PBRレンディング の運営会社は「合同会社PBR」。
元々はファイナンシャルプランナーが経営するイベント企画会社で、その経験を活かして暗号資産関連のサービスへ事業展開しています。
資本金は約500万円で、比較的小規模なスタートアップ企業です。
- 事業内容:仮想通貨レンディング
- 運営会社:ポートベローロード株式会社
- 設立:2023年9月
- 資本金:5,000,000円(約500万円)
- 為替:年利10%(通常)、最大12%(プレミアムレンディング)
- 安全管理:コールドウォレット保管、分散型ポートフォリオ、厳正な運用先選定
- 特徴:少額から利用可能、利用者の資産が毎日画面で確認可能、リスク低減に注力
資本面は小さいもの、安全性の高い運用と高い収益を目指しており、注目を集めています。

そんな小さな会社に預けて大丈夫なのかな
資本が小さいこと自体は、安全性に直接関係があるわけではありません。
- 事業者運営の健全性やリスク管理体制
- 資産の安全な保管方法(例:コールドウォレットの利用)、
- 運用先の透明性と分散投資の実施
したがって、資本金が削減されても、安全面の対策が十分に実施されていれば、一定の安全性は確保できます。
しかし、小規模事業者は体制的な余裕不足からリスクが高まる可能性があるため、利用する側はサービス内容や運営の情報開示をしっかり確認し、自らのリスク許容度を守ることが必要です。
運営状況と実績は
PBRレンディング は、2022年12月に貸出を受け付け開始して以来、一度も利率は下がっておらず、利息の付与が遅れたこともありません。
また、私が調べた限り、顧客に資金を返還できないなどのトラブル事例は報告されていません。

実績はちゃんとしてそうだね。

そうだね。運営元の信頼性は会社情報の公開や利用者の口コミからも一定の安心感があるよ。
ただし、サービス開始からはまだまだ歴史が浅いので、当然ながら今後もトラブルが一切ないとの保証はありません。今後の動向は引き続き注意が必要です。
- 会社の所在地や代表者情報は公式に公開されている
- 運営歴は数年で、利用者からの評判も一定数確認できる
- 金融庁の登録がない分、情報公開や口コミで信頼を積み重ねている印象

なるほど、仕組みと背景をちゃんと理解しないとね!

そうだね。次はこの高利回りがどうやって実現できているのか、仕組みも詳しく見ていこう!
3. なぜ高利回りなの?PBRレンディングの仕組みを解説


これが、PBRレンディング の貸し出し条件だよ!

年利12%って!どうやってそんなに儲かるの?
PBRレンディング は顧客から預かった暗号資産を、さらに利回りの高い運用先に貸し出すことで高利回りを実現しています。
PBRレンディングが高利回りを実現する理由
PBRレンディング は、利用者から預かった仮想通貨を、国内外の暗号資産投資ファンド、FX投資ファンド、世界の有名なクリプトファンドになどに投資していると考えられます。
これらの運用先は、資金需要が高くて比較的高い利率を提供しています。そのため、それらから得た利息の一部をユーザーに還元している仕組みです。
世界には大手のクリプトファンドがたくさんあり、これらのファンドは、ただコインを貸すだけでなく、
- 新しいWeb3プロジェクトへの初期投資(将来価値が上がるトークンを手に入れる)
- Web3企業への投資
- 主要ブロックチェーンのステーキング(保有コインを運営に預けて報酬を得る)
- 分散型取引所(DEX)での流動性提供(交換の手助けをして手数料をもらう)
といったいろいろな方法で資産を増やしています。


僕らが直接こういう高利回り先に投資することはできないの?

DeFi(分散型金融)などへの投資は、個人でもできなくはないんだけど、初心者にはちょっと難しい
私自身もDeFi(分散型金融)の運用をしていますが、基本的に海外向けのサービスで、多くの人は「難しい」「怖い」と感じてしまい、始めるのがハードル高いんですよね。
でも、こうしたクリプトファンドは分散投資でリスクを抑えつつ、安定的に5~20%の利回りを狙っています。
だからPBRレンディングが私たちに年利約10%を提供できるのも、決して不思議じゃないんです。
こうした難しい世界を、PBRレンディングのようなサービスが私たちに代わって分散投資・運用してくれているイメージです。
4.PBRレンディングのメリットとデメリット(リスク)

良いところも気になるけど、やっぱりデメリットやリスクもちゃんと知りたい!

それは大事な視点だね。高利回りには必ずリスクがあるから、しっかり理解しておこう!
PBRレンディングのメリット
- 年利約10%の高い利回り
銀行預金や日本円の貯金では考えられない高い利回りを期待できる。 - 運営会社が実態のある国内企業
会社情報や代表者も公開されていて、ある程度信頼性の土台がある。 - 面倒な運用は不要でほったらかしでOK
国内のサービスなので、複雑なDeFi運用に比べて初心者でも簡単に始められる。 - 毎日利息が付くので成長が見える楽しさがある
サイト上で毎日利息が確認できる

やっぱり手軽に高利回りが狙えるのは魅力的だね
PBRレンディングのリスク

リスクや留意点をしっかりと確認しておこう
「金融庁に未登録」であることに伴う安全リスク
上記で「仮想通貨のレンディング(貸出)」は、暗号資産交換業に該当しないからそもそも金融庁の登録対象外だということを説明しました。
つまり、登録業者に課される厳格なルール(分別管理、広告規制、情報開示など)が法律上は適用されないということになります。
PBRレンディング の公式ページには「資産のリスクコントロールに最大限の注意を払う安全な設計を行っている」との記載がありますが、金融庁が定める方法に則って安全対策が行われているわけではない点に注意が必要です。

金融庁は「何かあっても知らんで!」って感じ?
破産時に返還されないリスク

きゅぴーが一番懸念していたのがこの点。「破産するかどうか」なんて分からないからね
暗号資産交換業に該当するサービス(つまり、コインチェックやビットフライヤーなどで暗号資産を買ってただ預けている状態)では、顧客の資産を分別管理しており、仮にハッキングされたりや破産に至っても、利用者の資産は優先的に返還されます。
しかし、PBRレンディング や他の取引所の貸暗号資産のサービスは「消費貸借契約」にあたり、分別保管の対象にはなりません。
会社が破産した場合、他の債権者(銀行や取引先)への返済に回されてしまい、返ってこないリスクがあります。

お金を貸した相手が破産したら返ってこないのはまぁわかるけど…
要するに、「専用の金庫に入れておく」ルールがないから、最悪なくなる可能性があるということで
また、PBRレンディングが投資しているファンドやプロジェクトが失敗すると資金が返ってこない可能性も考えられます。

「会社が倒産したら紙切れになる」っていうのは、個別株投資と同等のリスクだとも言えます
途中解約できないリスク
PBRレンディング(通常のレンディング)では、最短1ヶ月から解約が可能ですが、利率がより高いプレミアムレンディングでは1年間のロック期間があります。
「突然資金が必要になった」「やっぱり解約したい」という場合は貸出枚数の20%を支払う必要があり、大きな損失になるので基本的には解約できません。
解約できない期間に大きな価格変動があったり事情が変わった場合でも、すぐに換金できないリスクは考慮しておくことが必要です。
サービス内容の変更リスク
PBRレンディングの年利10%は「今の運用成績に基づく利率」であって、将来もずっと固定される保証はありません。
レンディングの利率は、仮想通貨市場全体の利回り運用先(クリプトファンドやDeFi)の収益性、貸し出し需要と供給のバランスなどによって変動します。
実際、他のレンディングサービス(国内外問わず)では、これらの原因で利率が下がった例もあります。
PBRレンディングの場合、2022年12月の開始以来、一度も利率が下がっていませんが、これは過去の実績であって未来の保証ではないということに注意が必要です。
5.まとめ ー PBRレンディングは怪しいのか?

結局、きゅぴー的にはPBRレンディングっておすすめなの?

きゅぴー的には、「リスクをしっかりと理解した上でやるならおすすめ!」ただし、万が一何かあっても大丈夫な金額でね!
今回、PBRレンディングについて
- 運営会社の実態
- なぜ10%の高利回りが可能なのか
- メリットとリスク
を整理してきました。
結論としては 「リスクをきちんと理解して利用するなら、おすすめできるサービス」 です。
PBRレンディング は、2022年の開始以来、利息の遅延や未返還といったトラブル事例は見つからず、高利回りの理由もクリプトファンド運用の仕組みで説明がつきます。
一方で、暗号資産特有の価格変動リスクや運営会社の規模の小ささなど、注意すべき点はあります。
安全性を確認した上で、少額から試すのがおすすめ

きゅぴーも実際に、PBRレンディング を利用してETHを運用してみました!
私自身もまずは少額からスタートし、運用の流れや利息の付き方を自分の目で確認しました。「怪しいかどうか」はネットの評判だけでなく、自分で少し試して確かめるのも一つの方法です。
📌 次の記事では、私が実際にPBRレンディング を開設し
- ビットフライヤーからETHを送金した流れ
- 手数料の注意点
- 承認までの期間や毎日の利息確認の様子
を詳しく解説します。
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